「食べた分を消費しなきゃ」と思って、運動していませんか?
いつもよりたくさん食べたから、ランニングをする。
お腹を引き締めたくて、腹筋をする。
脚や腕を細くしたくて、寝る前にYouTubeのエクササイズをする。
私たちは、SNSやテレビ、インターネットでこんなメッセージをたくさん目にします。
「この運動で痩せる!」
「この腹筋でお腹をペタンコに!」
「毎日これをやれば、細い脚に!」
もちろん、その運動自体が好きで、楽しんでいるのであれば、それは全く問題ありません。
でも、もし「身体を変えたいから」という理由だけで運動しているのなら、少し立ち止まって考えてみてほしいのです。
「私は、本当にこの運動を楽しんでいる?」
痩せることや特定の身体のパーツを変えることだけが目的になると、運動はだんだん「やらなきゃいけないこと」になってしまうことがあります。
そして、ときには「食べすぎた自分への罰」のように感じてしまうことも。
そうなると、運動を長く続けることは難しくなります。
運動は、私たちの身体と心の健康をサポートしてくれます。
筋肉や骨を丈夫にしたり、気分をリフレッシュしたり、身体を動かすことで「気持ちいい!」と感じることもあります。
でも、運動は食べたものを帳消しにするためでも、カロリーを消費するためでも、身体を小さくするためでもありません。
そこで、こんなふうに考えてみませんか?
「私は、どんな身体の動かし方が好きなんだろう?」
友達とおしゃべりしながら歩くこと?
トレーナーと一緒にジムで身体を動かすこと?
学生時代に好きだったスポーツをもう一度楽しむこと?
寝る前にヨガをすること?
好きな音楽をかけて、部屋でダンスすること?
「正しい運動」や「完璧な運動」を見つける必要はありません。
自分が心地よいと感じること。
楽しいと思えること。
誰かとのつながりを感じられること。
「今日も身体を動かせた」と嬉しく思えること。
そんな動きを見つけてみてください。
身体を変えるためではなく、身体を動かすことそのものを楽しむ。
もし、そんなふうに運動と付き合えたら?
運動は、もっと楽しくて、もっと自由なものになるかもしれません。
そして、本当に好きな動きを見つけられたら、
「頑張って続けなきゃ」ではなく、「またやりたい」と思えるようになる。
それこそが、自分の身体と長く付き合っていくための運動なのかもしれません。

